耳目を集めているベーシックインカム

政府が国民に対し生活に必要な最低限のお金を無条件で給付するベーシックインカム(BI)という言葉を最近よく耳にする。

フィンランドでは2017年から2年間、実際に失業中の人の中から2000人を無作為に抽出し、月約7万円を支給する社会実験をした。支給された人の就労も自由、所得にも制限がない。ドイツもこの実験をはじめるらしい。フィンランドの実験結果は詳細がこれから出るらしいが、雇用意欲に関しては、支給されなかった人とそんなに変わらなかったという。ただし、支給された人の方がストレスが少なく幸福度が高かった。

この制度、日本でも検討されているという。日本語だと「最低限生活保障制度」となるのかな、、、。ここで気を付けなければならないのが、日本では生活保護、失業保険、年金がなくなるということ。結果、社会保険の天引きが無くなり、実質手取りは増えるが、医療費は全額自己負担になる。

 

国が毎月決まったお金を支給するかわり、社会保障の部分は個々が保険に入るなど、自分で考えなさいというものなのか。あっという間に首相の顔だけすり替わり、掲げる政治姿勢は「自助、共助,公助」。「自助」が真っ先にきてるのは、ひょっとしたらこの制度を悪用しようなんて考えているわけではないでしょうね・・・。

朝ご飯の定番 復活

急に涼しくなって、朝ご飯のメニューも定番だった「納豆卵かけご飯」を食べたくなる。炊きたてご飯を丼に入れて中央に納豆(卵の為に真ん中を凹にする)、しらすを納豆の周りに入れて、梅肉と青しそをバランスよくのせて、香りが立つように炒りごまを指で潰しながら散らして出来上がり。お醤油ほんの少し、しらすと梅の塩分で頂きます。

自家製の梅干しは塩分18%、かなりしょっぱいので、もっぱら果肉を叩いて練梅にして使っている。大根・人参・小松菜の糠漬けも自家製。つくづく日本人なんだなぁ〜と、感慨にひたる。

田舎暮らしを考える本

丸山健二/著「田舎暮らしに殺されない法」(朝日文庫・2011)

 

コロナ禍のいま若者の地方移住希望が増えているというニュースを知って、この本が頭に浮かんだ。著者は自分の故郷長野に戻り、40年以上の田舎暮らし歴があり、豊富な体験と作家らしい洞察力で田舎暮らしの実態と覚悟について著者らしく辛辣に、手加減なく述べている。この本は、結構田舎の人も読んでいる。ここまで悲観的にいわなくても、と、想いつつ可成りの部分で私も含め田舎人に共感を持たれているようだ。団塊の世代が「第二の人生」と、田舎暮らしに憧れるこころにつぎつぎと槍を刺すごとく、都会では想像できない事態を暴いていく。テレビ番組で「人生の楽園」というのがあったけれど、もうあれは絵に描いた餅にしか見えない。「孤独」と闘う決意を持てと、著者はいう。団塊の世代向けとはいえ、若者にもいえる。

 

目次を見ただけで、その怖さが伝わる。例えば、「自然が美しい」とは「生活環境が厳しい」と同義である。田舎は犯罪の巣窟である。田舎に「プライバシー」は存在しない。「付き合わずに嫌われる」方が底が浅く、「付き合ってから嫌われる」方が数倍も根が深い。・・・もう読む前から私にはピンとくる。しかし、読み終わって想ったのは、「いまあなたは、ちゃんと生きているのか!」と喝を入れられているのだ。

 

まず「自立」しているかを問え、と、いってはじまる。・・・親に依存し、学歴に依存し、職場に依存し、社会に依存し、国家に依存し、家庭に依存し、酒に依存し、経済的繁栄の時代に依存しながらくぐり抜けてきた数十年の間に、自立の機会をことごとく失い、単に自分に課せられた勉強や仕事を通してのみ知り得る現実の厳しさだけを認識しているばかりで、本当のあなたは、自身からも世間からも逃げて逃げまくってきたではないでしょうか。そして、幸いにも、逃亡が可能な道には事欠かない時代に身を置くことができたというだけではなのでしょうか。・・・

更に確固たる「目的」を持てと・・・「鳥籠」から解き放たれて自由の立場を得たとき、生涯に渡って追い求め、徹底して打ち込める仕事や趣味を持っていて、即、そうした日々へと移行できるようでなければ、これまで無駄で無意味な人生を送ってきたことになってしまったと言える。

 

こんなにストイックに生きられないけれど、何か胸に刺さるものがある。どんどん人口が減っている田舎、選べる友人も少ない、それでも、この地獄のような田舎に住んで自分を取り戻せと励まされているようにも感じる。そう感じる著者のやさしさは最後の言葉に現われる。

本物の光は漆黒の闇の中でしか輝きません。

本物の感動は現実のおぞましさのなかでしか出会えません。

 

 

梅干し、もうすぐ完成!

はじめての梅干し作り、いよいよ最後の工程になりました。塩漬け梅を干して4日目。3日3晩、陽にあてるというルール、天気予報を間違えて、2日目に雨模様となり、1日多く干している。満遍なく陽が当たるようにときどき梅の天地をひっくり返す。この作業、柔らかい梅の触感が何とも心地よく、ますます愛着が湧いてしまう。こんなことを考えた日本人に感服します!

 

で、梅の歴史を調べてみた。梅の歴史は日本の歴史と深く関わっていました。

梅は中国原産の花木で、梅干しの原型、塩漬け梅が書物にはじめて現れるのが平安時代中期、村上天皇(在位946〜967年)が疫病にかかり梅干しと昆布を入れたお茶で回復したという記録もある。縁起やその効用から貴族や武士に珍重されるようになり、江戸時代に庶民の食卓にも登場、江戸中期には梅干し売りが町を歩く姿が冬の始まりをつげる風物詩になっていた。江戸末期には「諸国古伝秘方」という健康法の口伝を記した文献には、梅が人々の暮らしに欠かせない存在であったことがわかる。ただし、明治維新を境に梅の健康効果に対する関心が一時途絶える。江戸時代のものは旧弊とされ、文明開化で西欧の知識がもてはやされた。その後、日清日露戦争以降、梅干しが兵糧食として採用され、和歌山県をはじめ全国各地で梅林がひろがる。しかし、太平洋戦争中、サツマイモ栽培が奨励され、梅の生産量が激減する。そして、戦後日本の復興とともに梅の効用が再評価され、梅の栽培も盛んになりさまざまな食品も登場し、2000年代前半には梅の健康効用の研究が盛んになり、着々と研究・論文が蓄積され、今に至る。

 

こうして見てくると誰でも自由に健康食・梅干しを作くれるのも、平和な社会あってのことだったのです・・・・。

 

 

暑い日の朝食

暑い朝によく登場する「ぶっかけ冷うどん」

今朝のトッピングは、半熟卵、梅肉、紫蘇、茗荷、かぼちゃの天ぷら(数日前に作った残りを冷凍していた)

 

朝からあまりに暑いと食べたいものが浮かばない!そんな時はいつもこの冷うどんになってしまう。梅味のおつゆでうどんをすすっていくと、からだ全体にエンジンがジンジンとかかってくるような感覚になる。梅って凄いなぁ〜と想う。来月になったらいよいよ自家製梅干しで食すことになる!!! 昨日参加した倶楽部の会議(みんなマスク姿・八戸、弘前はZOOMで参加)でやはり梅干しを作った仲間がいて、簾に梅を綺麗に干した画像を見せてくれた。コロナ禍は私たちの生活に何か暮らしの根を深く深く下ろす作用をもたらしているようだ。

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