カルテス・エッセンというライフスタイル!

「カルテス・エッセン(Kaltes Essen)」 ドイツ語で「Kalte」は「冷たい」、「Essen」は「食事」の意。このことばを最近知って、自分の暮らしを何だかずっと考えている。

 

ドイツの食事は総じて質素で、温かいものやこってりしたものはお昼だけで、夜はパンにハム、ソーセージ、チーズ、サラダだけで軽めに済ませ、夜は寝るだけだからたくさん食べなくてもいいという健康意識からカルテス・エッセン「冷たい食事」という夕食のスタイルが一般的なのだ。これは、火を使わず、家事の負担を減らし夜は家族とゆっくり過ごせることにもつながっている。

ドイツ人女性の就業率の高さの理由も、こういうライフスタイルを生んだようだ。

 

全てを取り入れないまでも、こういう意識もこれからは必要なんじゃないか。日本の食事でこういう工夫ができたら、子育てをしながら働く女性たちに、もっとゆとりが生まれ、電気代、水道代も、そして洗い物も少なくて済む。その分、好きな食器や焼いただけのシンプルな温かい調理や食材そのものが美味しいもので整える、そんな普段の暮らしのスタイル。でも、これには男性も社会もその意識を持たなければ、実現できない。休日には、しっかりとした夕食も取り入れていけば・・・。

そう云えば、昨年、北欧に行ったとき、沢山のスウェーデンの家庭料理でもてなしてくれた友人、共働きで夫と2人の子供の4人家族、そんな彼女も普段の夜はシリアルだけで済ます事も多いのだと云っていた。

「だけ」で完結する料理、調理をしない日!

帯状疱疹発症から1ケ月が経ち、95%快復。肩の痛みは少しだけ残っている程度。つい休まず動き回る性分なので、この1ケ月は無理をせず、面倒な時は食事の支度も手抜きに徹して、即席みそ汁、レトルト食品で間に合わせる。で、今夜はレトルトカレーと残していた海老の茹で汁に牛乳を足しただけのスープ、ゴマ油でさっと炒めポン酢をかけただけのレタスの葉、クリームチーズのつまみ。

切るだけで食べられる、温めるだけで食べられる、炒めるだけで食べられる、お湯を注ぐだけで、、、、「だけ」で完結する料理、調理しないということは本当に楽なのだとつくづく実感! 自分の体調を考えながら、料理、調理は臨機応変、これで良いのです!

ギボウシを飾る

Café&Galleryペーパームーンのインテリアを考えるのも日常のひとつになっています。ときどきお客様から頂く素敵な花もインテリアとして格別の雰囲気を与えてくれます。今回いただいたのはギボウシ。ギボウシは東アジアに広く分布する多年草で、古くから観賞用に栽培され、江戸時代の人気の園芸種のひとつ。シーボルトが欧州に持ち帰り、いまでは日本よりも西洋の方が人気が高いようです。花言葉は「沈静」 壁に飾った深遠な色彩の抽象作品と静かな雰囲気を醸し出しているようです。お花を下さったお客様にも大変喜んで頂きました。

言葉を通して見える世界

多和田葉子「言葉と歩く日記」岩波新書

帯状疱疹による痛みは90%無くなり、発疹も黒ずんだカサブタに変化し、だいぶ楽になった。痛くなる前に買っていた多和田葉子の岩波新書を読んで、「言葉」の存在の意義について改めて想いを深くしている。毎日湧き上がる数々の疑問、数々のすぐれた書物との対話、旅で出会った人々の言葉、街角で目にした光景、言葉にまつわる出来事や出来事としての言葉、友人、家族、作家仲間、過去の作家の亡霊、いろいろな声を入れることが出来る日記(2013.1.1〜4.15)という形式が著者にとって言葉について語りやすいものだったという。(著者は22歳でドイツに移住、40年近く暮らす。約30年前からドイツ語と日本語の両方で作品を書いて発表、日本語で書いた自身の作品をドイツ語になおしたことは一度もなかったが「雪の練習生」をドイツ語にしてみたいと、その間に書いた日記)

 

この中の1月5日の行がなかなか興味深い。スイスの山の中にある日本で言えば温泉旅館(私が好きな建築家ペーター・ツムトアの作品、温泉というより現代美術を展示する美術館のような緊張感ある建物。ここにある箱型のスパを体験しに世界中から人が集まっている。)この温泉、「火の湯」が一番熱く、水のように「冷たい湯」もある。と、ここで著者が思わず書いた日本語の「水」は冷たい水だけをさすので、日本語に訳すと矛盾した表現になってしまう。そこで、著者は単語に矛盾する形容詞を付けて日本語で遊んでみる。

閉鎖的開国、国民無視の民主主義、病的健康、負け組の勝者、窮屈な自由、できるダメ人間、年をとった若者、無駄なお金のかかる節約、安物の高級品、危険な安全保障・・・・

社会を透かして見るのに必要不可欠なレトリックだという気さえしてくる、と。

何とも痛快です! 私もあれこれ考えている。無口なおしゃべり、迷惑な親切、嘘をつく正直者、暗い明るさ、便利すぎる不便、豊かな貧困・・・・

帯状疱疹!!!

痛みが続いていた右肩甲骨に急に赤々とした発疹が出て、湿布に負けたのか、と、皮膚科を受診したところ、なんと帯状疱疹だった。医師によると、一週間くらい神経痛のような痛みが続き、その後皮膚に発疹が出て、はじめて帯状疱疹と診断するのだそうです。私の痛みもちょうど一週間前からでした。痛みの原因がはっきりし、鎮痛剤だけだったのが、適確な薬を処方されて、安堵感のせいか、痛いのですが気分が全く違います。 首も肩も自由に動くのに肩が痛いという症状に、整形の医師は、レントゲンも撮り、四十肩という診断をした訳ですが、本当に痛い時だけ鎮痛剤を飲んでと、云ったのも、四十肩にしては随分軽いとふんだのでしょう。皮膚科を受診するまで、腕や肩が固まらないように、ひたすらマッサージ、肩の運動をしていたのに、一転して、体をあまり動かさないで安静にしなければならないのですから・・・・診断の違いの怖さを思い知らされます。

 

こんな体験報告も、ひょっとしたらいつか誰かの役に立つかもしれません。

calendar
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   
<< July 2019 >>
sponsored links
selected entries
categories
archives
recent comment
recent trackback
links
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM