オーストラリアの山火事が心配・・・

オーストラリア東部ニューサウスウェールズやクイーンズランドで深刻な山火事が続いています。日本の新聞でも取り上げていますが、気になってシドニーに暮らす友人にメールをしたら、「非常事態」と大きく書かれた新聞の画像を送ってくれました。シドニーには、今夏、わが家に泊まったダグさんも暮らしているし、他にもホームビジットでゲストとして今春もてなしたビルさんご夫婦も住んでいます。今年の干ばつは特に酷く、火災は彼らの友人の家の近くまで来てるといいます。数百の家屋が焼失し、100万ヘクタール以上が焼失、風は100辧気温37度で非常に乾燥しているのに加え、カラカラに乾いたユーカリの木が密集しているので、あっという間に火が出る状況、更に更に悪化してるようです。コアラが300頭焼け死に、地震や台風がない国だけれど、この火災は大災害なのです。

人と人が繋がるということは、その人が暮らす地域、国とも繋がるものです。これまで海外の出来事は、どこか他人事でしたが、こうして深刻さを直に感じるというのは、やはり、人との生の交流がいかに大切なものか、と、想い知らされます。

 

 

金継ぎと人生?

金継ぎの技術を習得した知人に預けていた欠けた茶碗や、4ッに割れた角皿、縁が欠けて木がむき出していた漆の皿が、見違えるように美しくなって戻ってきました。使えないのに、捨てがたくずっと仕舞っていた物たち、それがこんな風になると、むしろ傷になる前よりも価値が上がったように感じてしまいます。捨てないで、と、訴えていたものの魂が確信となって見えたようです。金継ぎをしてくれた知人は、それぞれの素材の特性を充分に考慮して、細部まで入念に神経を使って仕上げています。本当に感謝です。

 

金継ぎが気づかせてくれたことがある。人生のさまざまな場面で被る傷は、その持ちようによっては、他者に魅力として与えることがあるのではないか、と、、、、。

着楽服展 無事終了

11月3日㈯に「着楽服展・秋冬2019」無事終了!

展示風景を会期中に投稿しようと想いながら、お客様とお洒落の話から、あちこちに会話が盛り上がり、シニアパワーに圧倒され、気が付けばあっという間に会期が終わっていました。体型に関係なく、どの方もそれぞれに個性的にお洒落を楽しんでいます。

今年はフロート毛糸という高級糸の強縮繊ニットのベストがたいへん人気で、完売してしまいました。SACOデザインによると、着丈を例年より短めにして、チュニックに重ね着出来るように工夫したそうで、身に着けたときのバランスが素敵、軽くて暖かくカーディガンより動きやすく、ありそうで無いデザインと素材、お客様も大変重宝する、と感じたようです。

 

台風で想う

台風19号が去った日の新聞に、川野里子さん(歌人)の言葉が紹介されていた。

・・・台風が去った朝、これが本当に水と空気の仕業かと、驚く(中略)個体、液体、気体という物質の三態によって人間の歴史を眺める時、近代以降はいかにも個体優勢の時代であった。鉄道という鉄によって全国を繋ぎ、国土という土地を拡大し守るために戦い、コンクリートであらゆる場所を固めた。しかし、振り返ってみると、近代以前は海や川を使った水上交通が主要であり、天気予報が無いから空模様をよく読んだ。つまり液体と気体のゆらめきと不安定さに寄り添いながら生きていたのだ。個体優勢の世界は液体や気体の氾濫に弱い。私たちは個体を中心にする思考に慣れ過ぎ、液体を気体を扱いかねているのだ。あるいは人間のこころにとっても個体優位の世界は硬すぎて辛くなっているのかもしれない。

・・・逃げることがほとんど生きることなりき落ちて形のきれいな椿・・・山下翔(20代の歌人)

液体のように流れ、あるいは気体のように気化して「逃げる」。そのようにして守ることは一つの生き方だ。苦しい現実を背負う若者の一人として山下が見ているのは、個体と個体のすき間であり、そこをどのように変態して生き抜くかという切実な問いなのだ。美しい形を保つ椿が目に痛い。台風はまたやって来る。水と空気からの激しい詰問のようだ。

 

この記事を読んで、強靭な台風に立ち向かう術と不安な今の時代に立ち向かう術は、どこかで繋がっているのかも知れないと想えてきた。

 

 

 

 

着・楽・服 展 (2019・秋冬) 開催のお知らせ

 

     着・楽・服・展 秋冬

  2019.10.25㈮〜11.2㈯ ※㈪㈫休み

             11:00〜18:00

会場/Cafe&Gallery ペーパームーン

    青森市安田近野138-28 

企画/studio naive

 

昨年は春夏展、今年は秋冬展、SACOデザインさんの着楽服展が開催されます。

天然素材、年齢不問、ゆったりめ いちど身に付けたらその着心地の良さから、自分の洋服の中で、つい着楽服に手が伸びて何度も身に付けてしまいます。そして、シンプルでありながら、洗練された雰囲気、私はファンになってもう25年です。25年前の最初に身に着けたニットのアンサンブル、頭が白くなった今でも登場しています。生地素材からSACOデザインですので、25年間の自分の持っている着楽服が素材にもその年、その年の歴史を感じてしまいます。

 

※ ご主人の漆迫健一さんは織物の服、奥様の中津留恵子さんはニット素材の服 お二人でSACOデザイン(現在・尾道市在住)

 

今年もどうぞお楽しみに・・・。

 

 

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