日常の中にある救い

お茶をテーマにした企画展が終わりましたが、実は、このテーマ以前読んだ記事が少しあたまにありました。それを紹介します。

ベラルーシのノーベル文学賞作家 スペトラーナ・アレクシェーピッチ氏に記者が次のような質問をしました。

「悲惨な体験をした人々は、どのようにその絶望から救われるのでしょうか?」

氏は答えます・・・人は案外いろいろなことに救われます。子供への愛もそうです。子供の匂いの中に救いがある場合もあります。音楽も。朝起きてコーヒーを飲む。そうした日常の中にも救いがある。人生は興味深いものです。

 

この簡潔な答えは、人間に対する信頼に満ちた力強い説得力を感じます。意味や解釈や理由など無い人間のシンプルな感情が見えてきます。案外、ひとが救われるのは日常のささやかなひとコマに宿っているのかもしえません。

 

 

 

お茶のシーンの展示風景

「お茶の時間を楽しむ」展示風景 11月3日まで 

 会場/ Café&Galleryペーパームーン

山本景子さんの作品を使った色々なお茶のシーンのテーブルコーディネートをご覧いただくという今回の企画。漆を施した角盆、角皿、角トレーは、料理、お菓子、コースター、壁掛けなど様々な使い方が可能で、特に15儚僖肇譟爾人気でもう完売してしまいました。追作も可能なようです。明日からの後半会期、これから寒くて長い冬に向かいますが「お茶の時間を楽しむ」こころを意識して暮らしてみると寧ろ室内で過ごす長い時間が至福の時間に感じられるかもしれません。アイテムが少なくなっておりますが会場でそんな気分になって頂けたらと想っております。

漆の壁掛けの提案↓(トレーにもなります。12儚兮勝

山本さんの本領である巻胎で形を作ってから漆を施した落ち着いた色調のアクセサリー↓

ブレスレッド(各¥6500)指輪(各¥5000)など。

 

〜お茶の時間を楽しむ〜 vol.2  お知らせ

   インテリアコーディネート

〜お茶の時間を楽しむ〜vol.2  山本景子作品を使って

 

10月26日㈮〜11月3日㈯ ※㈪㈫休み

11:00〜18:00

会場 / Café&Gallery ペーパームーン

企画 / studio naive

 

■ 山本景子(青森市生まれ・横浜市在住 クラフト作家)

    在廊日 10/26夕方、27,28

   トレー、角皿、壁掛け、花入れ、茶杓、アクセサリー(ブレスレッド、指輪)etc.

   

■  展示協力/ 北の風陶房(青森市)

 

「お茶でもいかが・・・?」と何気なく口にしている。私たちは自然にお茶のチカラを借りて友だちや初対面の人、仕事相手、大切な人と、時には自分自身お茶を飲みながら会話を楽しんだり、こころを沈めたりして暮らしています。今回は「お茶の時間」というものに少し意識を向けて、もっと暮らしの中で大切に過ごしてみる、というテーマで山本さんの漆を生かした新作を使ってコーディネートをご覧いただきます。

 

 

 

 

 

8回目となる朗読会は・・・。

13日(土)開催された朗読会の様子

元RABアナウンサー大竹辰也さんによるペーパームーン朗読会 森鴎外「舞姫」、8回目を迎えました。これまでで15作品となり、スタッフとして作品を深く味わうために毎回試行錯誤を繰り返し、今回は朗読終了後参加者と作品について珈琲を飲みながらフリートークの時間を設けました。会場レイアウトも少し工夫し、話しやすい雰囲気を演出、思いのほか皆さんがそれぞれの意見を述べられ、自身の感想が多くの人の感想だと思っていたら、全く違っていたと気づいた方、想ってもいない角度で考察していた方など20代から80代と幅広い年齢層がひとつの文学作品について熱く語り合うという貴重な時間となりました。毎回静かに奥様と参加下さる60代くらいの方、主人公・太田豊太郎の生き方についてご自身が深く考えられた慈しみあるもう一つの生き方を低い声で述べられたのがとても印象的でした。参加者に「良い企画を有難う」と声をかけられる。来年6月の作品は芥川龍之介「藪の中」に決まりました。

開場前のリハーサルの様子↓

チャップリンの切実な名言 

チャップリンの映画「独裁者」を久しぶりにまた見ようとTUTAYAに行って、ついでに「ライムライト」も借りてきた。この2本の映画はこれまでも何度か見ているけれど、感銘の度合いがこれまで以上に、切実に深く響いてきて、返すまで何度も繰り返し見てしまった。

 

あらためてチャップリンを調べてみた。

「私は祖国を愛している。だが、祖国を愛せといわれたら、私は遠慮なく祖国から出ていく」といったチャップリン、ヒトラーと同じ生年・月で(チャップリンが4日早い)小柄で黒髪、ちょび髭、信じがたい偶然が重なっている。「独裁者」を最後に、チャップリンはちょび髭をやめている。そして、「パントマイムは世界共通語」とサイレントにこだわってきた彼が、映画の最後の演説のシーンの為に、ついにトーキーを採用した。それまでで最大のヒットとなった。ヒトラー政権が最も強大だったドイツでは上映禁止、勿論同盟国日本は非公開。ドイツで上映されたのが1958年、日本が1960年だった。

 

独裁者・映画の最後、世界の人々に呼びかけた大演説 いま改めて・・・。

「地球には全人類を包む豊かさがある。自由で美しくあるべき人生は貪欲により汚され、憎悪が世界を覆い、流血と惨めさが残った。スピードが自由を奪った。機械により貧富の差が生まれ、知識を得た人類は優しさをなくし、感情を無視した思想が人間性を失わせた。知識より大事なのは思いやりと優しさ。それがなければ機械も同然だ」「人々よ、絶望してはならない。民衆は権力を取り戻し、自由は再び人々の手に!兵士諸君、良心を失うな!独裁者に惑わされるな!君たちは支配され、まるで家畜のごとく扱われている。彼らの言葉を信じるな!彼らには良心も人間性もない!君たちは機械ではなく、人間なのだ!人を愛することを知ろう。愛があれば憎しみは生まれない。兵士諸君、自由のために戦うのだ!」「民主主義の名のもとに一つに団結しよう!新しい世界のために戦おう!雇用や福祉が保証された世界のために!独裁者たちも同じことを言った。だが口先だけで約束を守らなかった。彼らは思いどおりに人々を操った。約束を果たすために戦おう!世界の解放のため、国境を越え、愛のある世界のために戦おう!良心のために戦おう!科学の進歩が全人類を幸福に導くように。兵士諸君、民主主義のために団結しよう!」

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