久しぶりの仙台

藤崎デパート前の山車

インテリア産業協会東北支部設立35周年記念セミナーとパネルディスカッション参加のため久しぶりに仙台へ行ってきました。セミナー基調講演は設立当時から協会の顧問的な立場で設立、運営にかかわってきた島崎 信氏(武蔵野美術大学名誉教授)。その後、東北各県のインテリアコーディネーター倶楽部の設立当時の話をそれぞれの県の代表でパネルディスカション。青森は初代と2代目の会長が退会しているので、3代目の私が参加となった次第。

島崎氏は当倶楽部による小冊子「小さく暮らすを考える」をこれからの時代に合った内容であるとたいへん評価して下さった一方、35年前の設立当時とインテリア産業協会そのものが何も変わっていないことにたいへん不満を抱いていた。・・・「時代はもう変わった」「いまは多様な暮らしの要求の時代」安全や快適というグローバルなもの上に、その国、その地域の暮らし方や価値観の違いがあるというローカルをのせる時代になった。この国は資産をボロボロにしている。いまの建築家はコンクリートとガラスのことしか分からない。日本の木軸工法は手入れがし易く、構造を直しながらインテリアを考える時代になった。これからは手入れをし家を守り、価値を下げないようにする。そして豊かな暮らし、愛着のある暮らし、長い間に住み慣れている暮らし、しみじみとした暮らしの方向に向かっている。・・・・こういう至極当たり前のことをどうしてこれまで大きく語られなかったのか? ひたすら住宅が消費に向かい、販売促進され、時代のニーズばかり追いかけ、ニーズを無理にでっち上げ扇動してきたりもしたような気がする。

 

基調講演、パネルデイスカッションは大はばに時間がかかったものの有意義な内容だった。

そして、懇親会、生ギターで迎えられた会場は仙台の食材を使ったCOOPが運営しているレストラン。大沼牛のステーキは山菜の葉わさびが添えられ、美味しかった・・・。

 

 

アパート完成そして講習会参加

一週間ほど前、アパートの完了検査も無事済んで、予てから3年に一回受講が義務づけられている建築士定期講習をようやく受講。昨年から何度も受講の案内が来ていたものの、現場が終わってからと引き延ばしていて、私の場合、今年の3月までに受講しておかなければなりません。実は、この講習にはいつも体調の不安がつきまといます。それというのも午前9時から夕方4時までびっしりの講習で少しの休憩を挟みつつも、長時間同じ空間で同じ姿勢でいるというのは咽頭炎、坐骨神経痛持ちの私には受講した後が問題なのです。3年前には咽頭炎と座骨神経痛とも発症、翌日から耳鼻科と整骨院に通っているのです。果たして、今回は? 不安が的中、咽頭炎は無かったものの整骨院に行く羽目に・・・。

この講習は、構造偽装事件後、国が全ての一級・二級建築士を対象に法定講習としたもので、私が受講した日は、かなりの年配者もいて、なかなか頭に入らないと嘆いていました。マークシート方式による終了考査(35問)が受講の最後に一時間あって、余計苦痛になる訳です。

この講習、どれだけ効果と意味があるのか疑問。法定化されて恩恵があるものを考えると、例えば渡される2冊のテキスト制作にかかわる組織であったり、講師陣などがそれにあたる。こう考えてしまうのも、この講習が形骸化したものに感じるからで、これで建築士の質の向上に繋がるのか・・・? それにしても、すっかり腰の具合が悪くなって、暫くは整骨院通いです。

吹雪の仕事納め!

天気予報通り、猛烈な吹雪となった今日、予てから予定していた今年最後の現場打ち合わせのため、三沢方面へ車で出かける。念のためガソリンは満タンにして出発。浅虫のあたりはもう先が見えないくらいの吹雪、途中大工さんから電話、現場の方は、真逆の天気で雪すら降っていないという。同じ青森県でこうも違うものかと想う。途中、何台か車が事故っていた。向かう先が明るい天気だという希望を持って慎重に車を走らせる。(と、云っても運転するのは旦那)いつもより30分余計にかかりつつも無事到着。穏やかな天気の現場に着いたときは、芯からホッとした。ところが帰りはもっとすごい吹雪、何度もハザードランプを着けながらとろとろ走っては止まるを繰り返す。上北町のあたりでは何台も車が道路わきに頭から突っ込んでいた。あぁ〜こういう地にどうして住んでいるんだろう・・・私は。

アパートの玄関

2階に部屋があるアパート玄関

 

アパート現場は、ライフライン関係の検査がはじまっています。今日は、検査に備え、水道工事業者が朝から、すべての部屋の水廻りを点検していました。5世帯のアパートはすでにメゾネットの他に2階の2世帯も予約が入っているようで、はじめてアパートを設計した身として少し安堵・・・。

玄関の入口一部には木を貼っています。たとえ少しの面積でもこういうものがあると無いとでは、恐らく、玄関の印象が大きく違うのではないかと想っています。ここに入居した人を日々、迎入れる小さな空間、居室ではありませんが、何か大切にしたいと想っているのが玄関です。

アパート完成真近か!

アパート・メゾネットタイプ キッチン

内部のクロス工事も終わり、これから建具取り付け、照明取り付けなどが行われます。今日は、アパートの看板デザイン打ち合わせも終わりました。すでに入居を希望する人がいるという事を伺って、少しびっくり。いつもこの現場を気にしてみていたという事で、大家さんであるクライアントも嬉しそうでした。

アパート現場 

アパート現場、足場が撤去され、全景がハッキリ見えてきました。暖かい陽気の今日は正面入り口の叩き部分にコンクリート打設工事と同時に金ごてで仕上げ(一発仕上げといいます)を行っていました。室内の方は、階段取付け、収納棚などの作業が順調に進んでいます。

アパート現場で学ぶ

アパートの現場は、サイデイングを張るための下地が施され、縦に貼る壁の下地は、横に桟をいれ、横に張る壁の下地は縦に入れます。玄関の一部には木を張る予定。

 

アパートを手掛けるのは初めてで、住宅と同じように考えてはいますが、大家さんの立場、入居者の立場、双方の視点から考えていくという事をこの現場で学んでいます。

木工事がはじまり、そして・・・

アパート現場、いよいよ木工事がはじまりました。お天気にもめぐまれ、思いのほかはかどっていて、プレカットされた木が大工さんたちによってどんどん立ち上がっていきます。棟梁は、以前、プレカット否定論者でしたが、近頃は抵抗感が薄れ、使うようになっています。本人も云っていますが、こうしてこれからは墨付けできる職人が減ってしまうんだ・・・と。何だか私も複雑です。

 

昨日、現場に向かう途中、三沢市を通りかかった時、これまで聞いたこともなような物凄い音が上空から何度も聞こえてきて、見上げると、それは戦闘機で、次々に現れては見えなくなりました。そして、今朝、北朝鮮がミサイルを発射。普段の生活が普通に存在し、同じ時間軸で上空で戦闘機が慌ただしく飛行していくという現実、これも複雑な感情です。

 

ようやく工事がはじまる

春から準備をしていたアパート新築工事、ようやくはじまりました。5mのコンクリートパイル64本が順調に打ち込まれていきます。現場は三沢方面、完成は12月末、ここにメゾネットタイプ1世帯、単身者向けワンルーム4世帯、全部で5世帯入居できるアパート(長屋式)が建ちます。建築業界は人手不足、業者不足で、古いアパートの解体も随分待ってからはじまっています。このエリアでは、震災の復旧工事へ業者も人も流れているようで、今後はオリンピックも影響してくるのかも・・・・。

 

高齢者のためのリフォーム

↑一見、不都合がないようにみえるリフォーム前の廊下。実は、廊下の向こうに急な階段が2段付いています。そして、部屋と部屋の壁を挟んでやはりなんと34センチの段差。この二つの部屋を段差がなくキッチン、ダイニング、リビング、寝室のあるワンフロアーにするのが今回の主な仕事。クライアントは80歳。これまでの私のクライアントでは最高齢。

で、提案したのが、段差のある階段は、ぐっと手前に移動し、これまでの2段から3段の緩い階段にし、部屋の中は段差のないワンフロアー、扉はすべてスムーズに開閉できる引き戸に替えて、全体の色調も明るく仕上げる。ただし、天井、壁のクロスは、かなり落ち着いたベージュ系の織物調。最近、室内の壁をどこもかしこも真っ白にした住宅会社のチラシが数多くみられますが、高齢者の場合、個人差はあるものの持ち物などとのバランスを考えると落ち着いた色の方がなじむと思う。2階での暮らしをすべて1階に替えるという今回のリフォーム、余分に所有していたダイニング家具、ベット、収納家具など想定の位置にレイアウトを完了。大工さんたちも家具の移動を総がかりで手伝ってくれました。既存の家具を最大限生かすということは高齢のクライアントにとって、とても安心感をあたえるものなのだと実感!

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