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想い出のトム・ウェイツを聴く

tom waits
近頃、夫はトム・ウェイツのトム・トラバーツ・ブルースを良く聴いている。
http://www.youtube.com/watch?v=EKrJciWOheg
そう云えば、トム・ウェイツのこの曲を大好きだった親友が逝って3月9日で6年になる。私が夫と訪仏中、パリに20年暮らす今は亡きその彼女は、サン・ルイ島にある17世紀に建てられた石造りのアパートの4階にある自宅に何度か食事に誘ってくれ、その時に好きだと云って聴かせてくれたのがこの曲だった。彼女はジャーナリストとしてフランス、パリに生きていましたが、日本人がフランス社会で仕事をし、生活することの厳しさ、フランスという国に対する冷静な分析、そして、日本に対しての同様な姿勢など、彼女と話した濃密な時間と合わせて、この曲も共に熱く聴いた時間だった。

その古い盤は、彼女にとってとても大切なもののようだった。しゃがれた声と突き上げるようなトム・ウェイツの唄を聴いていて、私たちは、言葉が出ないほど胸を打たれていた。彼女が好きな理由が何だか分かるような気がした。以来、この曲は私たちにとって特別なものになっていた。勿論、帰国してすぐにCDを探し、入手出来たのが1986年盤。
また、こうして聴いていると、もう一度、彼女とあのアパートで一緒に聴きながら生き直しているような気がする。
友人と何かを共有する時間は、過ぎ去っていくものだけれど、あの時の感覚は記憶として、ちゃんと生きていてくれるようです。
そして、今、この曲の歌詞を調べていて、どうして彼女がこの曲をあれほど好きだったのか、トム・ウェイツそのもの魅力は勿論なのですが、今頃になって改めて気付かされている。

トム・トラバーツ・ブルースは、原曲がオーストラリアの昔からのフォークソング「Waltz for Matilda」という名曲だそうで、(Waltz)当てもなくさ迷い歩く(Matilda)放浪者が持つズタ袋という意味らしい。

和訳すると初めがこんな感じの意味らしい

疲れ果てて傷ついてしまった
でも、それは月のせいでないんだ
今になって昔の報いを受けてるだけさ
やあ、また明日会おうよ、ヘイ、フランク金を貸してくれないか
2、3ドルでいいんだ
放浪の旅に出るんだ、ワルチング・マチルダさ
お前も旅に出ないか、俺と一緒に
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