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さらばモスクワ愚連隊 

五木寛之「さらばモスクワ愚連隊」朗読CDを聴いた。新聞で久しぶりに五木寛之のインタビュー記事を読んで、そういえばあの本読んでないなあと、はじめは本を買おうと想っていた。ところが若山弦蔵の朗読CDにしびれたというレビューに目が止まり、無性に聴いて見たくなった。

やぁ〜良かった!!! もう何度も繰り返し聴いている。

権力から遠く離れた人物たち、そして権力の側にいたとしても音楽を愛する人物、どの登場人物も愛しい存在に想わせる。そしてジャズの魂に触れるクライマックス、まるで音楽が聴こえるような錯覚を覚えるジャズセッションのシーン、2時間はあっという間だった。主人公北見と若山弦蔵の声ははじめから一つになっていた・・・。

かつてこの作品は60年代の若者に熱烈に支持された。まさにその若者だった知人夫婦(現在青森市在住)はこの本に影響を受け、主人公北見と同じように、バイカル号でナホトカへ行き、そこからアエロフロートでモスクワまで行っている。この体験談は、スリリングそのもので、旅で知り合った一人は行方不明のままだという。その後、北欧・英国と貧乏旅行をし、シベリア鉄道で帰っている。彼らによると東京で暮らしていたあの頃、周囲の知り合いはみんなこの本を読んでいて、中には物語に登場するジャズBAR「赤い鳥」を捜しに行った人もいた。実際には「青い鳥」だったというエピソードもあるくらい当時の若者の熱狂ぶりがわかる。熱き心は、今もかれらの記憶のなかで生き続けているのだろうか・・・?

(因みに若山弦蔵の両親は青森県下北郡佐井村出身)

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