キイジョウロウホトトギスと花入れ

ペーパームーンで活けた花

黄色い花は「キイジョウロウホトトギス」。ペーパームーンのお客様が自宅の庭から草花を摘んで持って来て下さり、その中に頭をもたげるような黄色いユリのような花、これはきっと貴重な花なのでは、と、調べてみたらやはりそうでした。茶花で重宝されるホトトギスの一種で、古くから観賞評価が高く、奇品であるともいわれ、野生のものは絶滅危惧種に入っていました。花器にしているのは水差しで、30年くらい前に手に入れたもの。一度だけお茶で使ったことがあるのですが、なかなか使いこなせなかった道具。こうして花器として活かせて、この道具も悦んでいるはずです。処分しなくて良かった・・・。

 

土鍋で栗ご飯!

我が家の裏の林にたわわに実った栗、毎朝2階の窓を開けるたびに栗の木を観察、あっ、実が無い!そそくさと家の外に出て栗が落ちていそうな辺りを眺め、口が開いた殻はあるものの、だいたいが空っぽ。それでも一つ二つとあちこっちにつるんとした可愛い栗が落ち葉の上や隙間にコロンとあってたちまち獲物を探すモード、隣家の姉の家にも2ケ発見!しめしめ、、、、これで18ヶ。

昨夜は集めた栗の皮をむいて砂糖を少しまぶし即冷凍。こうした方がより美味しいらしい。

朝から仕込んでいた昆布水で栗ご飯を炊き、今夜はご飯がメインディッシュ。もち米を6分の1にし、調味料は少しの塩とお酒のみ。野鳥の餌のおこぼれを頂戴した栗ご飯、土鍋で炊いただけなのに何だかご馳走に見える。「ご馳走」って、こういうものなのかなぁ・・・・。

 

 

 

 

 

手作りのケーキを持参して・・・

10年位前にインテリアリフォームをさせて頂いた高齢のお客様、ご主人と二人暮らしでしたが2年前にご主人が亡くなり、リフォームしたお宅を手放し、お一人(80代)で暮らせる小さなマンションに引っ越しをしました。以前お住いのお宅の近くでも売家があって、何年も買い手が付かず、自分の家も呑気に構えていたら、すぐに買い手がついてしまい、一年近く待ってもらい、新たなマンション探しやものの整理や処分で、ほんとうに大変だったらしい。マンションに一度伺ったとき、アップルクランブルを持参したらとても喜んで下さったので、調子にのって今回もまた手作りのお菓子を持参した。ガトーインビジブルというフランスのお菓子で、材料も作り方もシンプルで久しぶりに作ったら小麦粉を入れるのをすっかり忘れて焼きプリンのような触感になってしまい、再度作り直しちょっとだけラッピングもしてご覧のとおり。

卵、牛乳、砂糖、薄力粉、溶かしバターを混ぜたルーに極薄くスライスした林檎2ケ分を入れ型に流すだけの超簡単レシピ。カットするとスライスした林檎がミルフィーユのように何層にもなって見栄えはなかなか、リンゴの酸味と相まってあっさりしたケーキ。今回はレーズンやシリアルを上にのせて焼きました。

お客様も手作りの抹茶ゼリーでもてなして下さり、現在の暮らしについていろいろ話を伺う。息子の家族と同居せず、施設にも入らず自由に暮らすことを選択している。この先、どうなるか不安もあるが、これまでの様々なものから解放されて自由でいられる生活を楽しんでいる。髪を染めるのをやめたら美容院の時間がすっかり短くなり、いろいろな意味で楽になった様子。朱色の髪留めがグレーの髪に合って素敵だった。こんな風に沢山おしゃべりをした日は、ぐっすり眠れるの、と、嬉しそうに話されていた。次回はランチを一緒にと、約束をして帰る。ふっと、自分の20年後を考えていた・・・。

 

 

 

栗が実って来ました!

2階の窓から日々眺めている栗の木、随分大きな実がなっている。昨年は、野鳥たちが食べ残して落ちた栗を拾って、土鍋で栗ご飯を炊いた。20個くらい拾えたので我が家にはちょうど良い量で、自然に生ったこの栗の味は、なかなか滋味深く、思いがけなく秋の至福の食卓となった。今年もあの味が忘れられなくて、また作ろうと目論んでいる。それにしても、自分の家のすぐそばにあるもので食を賄うという事がこんなに心嬉しいものだったのか・・・。春にやはり家の敷地に生えていた蕗のとう、すっかり大きくなっていて、もう食べられないとあきらめていたら、その茎こそが美味しいのだと知人に聞いて茎味噌にしたらこれもまた美味しく、むしろ蕾より茎の方に分があることが判った。この時も何とも云えない嬉しさだった。

 食べるという営みの何か大事なものがこういう行為に隠れているのかもしれない。

未明の震度3、ただならぬ揺れ

あぁ、、、地震だ、と、感じながらベッドにいた。それが次第に強くなりそうで、どれくらいの時間だろう、、、納まるどころかずーっと揺れていて、何か不気味な気配の揺れだった。これはきっと何処かで大きな地震が起きていると感じさせるものだった。わが家の辺りは地盤が堅いせいで震度3でもその揺れによっては震度2か1くらいにしか感じないときもあるくらいで、今回の震度3の揺れはこれまでと何処か違っていた。

 

いったい、日本はどうなってしまうのだろう・・・・高齢化、少子化、介護、年金、消費税、日銀、原発、そして不信だらけの政権、どれを取り上げてもそのシステムに不安を抱きながら暮らしている。それに追い打ちをかけるようにこれでもかこれでもかと自然はますます荒っぽくなっている。こんな状況の行きつく先は・・・せめて国民が信頼を寄せられる国に暮らしたい! 

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