高齢者のためのリフォーム

↑一見、不都合がないようにみえるリフォーム前の廊下。実は、廊下の向こうに急な階段が2段付いています。そして、部屋と部屋の壁を挟んでやはりなんと34センチの段差。この二つの部屋を段差がなくキッチン、ダイニング、リビング、寝室のあるワンフロアーにするのが今回の主な仕事。クライアントは80歳。これまでの私のクライアントでは最高齢。

で、提案したのが、段差のある階段は、ぐっと手前に移動し、これまでの2段から3段の緩い階段にし、部屋の中は段差のないワンフロアー、扉はすべてスムーズに開閉できる引き戸に替えて、全体の色調も明るく仕上げる。ただし、天井、壁のクロスは、かなり落ち着いたベージュ系の織物調。最近、室内の壁をどこもかしこも真っ白にした住宅会社のチラシが数多くみられますが、高齢者の場合、個人差はあるものの持ち物などとのバランスを考えると落ち着いた色の方がなじむと思う。2階での暮らしをすべて1階に替えるという今回のリフォーム、余分に所有していたダイニング家具、ベット、収納家具など想定の位置にレイアウトを完了。大工さんたちも家具の移動を総がかりで手伝ってくれました。既存の家具を最大限生かすということは高齢のクライアントにとって、とても安心感をあたえるものなのだと実感!

遠方の仕事の楽しみ!

七戸・道の駅で買ってきた 山東菜「つぼみ」 

昨日は打ち合わせで、久しぶりに三沢方面に車で出かける。お天気も良かったので、仕事のついでにドライブといった感じ。打ち合わせは約2時間、私より5〜6歳年長のお客様、いろいろ私からの意見や雑談を交えながら、次第に定まっていなかったご自身の考えを整理されて、何か吹っ切れたように今後の所有する建物に関する方向性が見えたようでした。やはり直接お話することはとても重要なのだと感じる。こういう小さな会話の積み重ねが、実は何か深い所で認識していなかったものを気づかせてくれる。

話しもひと段落したところで、珈琲豆を挽く音が聞こえてから待つこと暫し、頂いた珈琲は本当に美味しかった!

帰路、七戸の道の駅に寄り、新鮮な山東菜のつぼみを買ってきた。この野菜は抗酸化作用や食物繊維、ビタミンも豊富ないまが旬の野菜。さっと茹で今夜はお浸しにします!

 

高齢者のリフォームで考える

一昨年あたりから、女性のひとり暮らしの住まいのプランが続いていて、昨日からはじまったリフォームも高齢者(80歳)のひとり暮らし。高齢者の場合、何といってもモノの整理、処分がまず課題で、処分しても処分してもまだまだモノがあり、先代の両親の着物や私物も出てきたり、タイムスリップしそうです。体力の衰え、生活意欲の変化などでひとりではなかなか出来ないのが現実。こちらの場合でもそうですが、子どもが居ても近くに住んでいなければ、時間も移動にかかる経費も大変。(一回の帰省では終わらない)ついこれからの自分と重ね合わせて考えてしまう。私には子どもも居ない、死ぬまで好きなものに囲まれて暮らしたい・・・超高齢になった場合の私は・・・?!と。今回の仕事はそういう意味で大変考えさせられるものがあります。

「立礼の茶室」に使うもの

石

棕櫚縄で編んだ止め石

9月16,17日に開催するあおもりインテリアコーデイネーター倶楽部のイベント(会場/八戸市「はっち」)で私が作るインテリアブースは、腰掛けて気軽にお茶をいただく「立礼の茶室」。茶室の内と外の仕切となる結界に止め石を使う事にしました。で、ちょうど良い大きさの石を探してきて、4本の棕櫚縄で飾りを編み上げました。本来は庭師さんの仕事なのでしょうが、諸々の事情から、何とか自分で編んでみることに・・・ところがいくらやっても上手くいかず、途中で何度も諦めかける。もう一度もう一度と編み直しているうちに、とうとうさまになった時は、もう嬉しかった・・・!

そして、テーブルに使う為に加工したOSB合板をリンゴ箱にはめてみると、箱の持ち手の木のサイズが微妙に違っていて、どれもぴったり収まらない事態に・・・。これは、夫が直してくれて、すっきり収まる。きっと参加する倶楽部員みんな、こんな作業をして、臨んでいるはず・・・どうぞご来場をお待ちしております。

合板

エッセイ「暮らしを巡る」と茶話会

茶話会 今年3月まで地元紙東奥日報紙面で一年間連載したエッセイ「暮らしを巡る」のもう一つの話やエッセイで触れた本の事などをダシにささやかな茶話会を小間ギャラリーで催しました。一緒に話せる場をということを云ってくださった読者の方がいて、私なりにこんなカタチを考えてみました。
エッセイで紹介した「健康ごはん」の大久保恵子さんのレシピの中から我が家の定番になった一品とペーパームーンの珈琲、そして私の手作りスウィーツも召し上がっていただきました。「食べる」ということを共有した雑談って、何とも言えない人と人を結びつける雰囲気があるものです。とはいっても、果たしていらして下さるのか・・・?まあ、一人でもいらしてくださったらと。
茶話会
嬉しいことに遠方からもいらして下さり、私が話すだけではなく、参加くださった皆さんがそれぞれに話題のとっかかりを提供するなど、普段何かしら考えていることが、会話をきっかけに自分で気づくということもあるようです。声の調子、表情などを直に感じながら人と話すという事、話せるという事・・・シンプルな事に大切なものが隠れているような気がしています。
茶話会
↓初めに召し上がっていただいた「切り干し大根とサーモンのマリネ」は自家焙煎のほうじ茶と共に・・・。
茶話会
↓試行錯誤で何とか間に合ったフルーツサンドはペーパームーンの珈琲と共に・・・。
(初挑戦のフルーツサンドは奥が深かった!まずは食パン選び、で生クリームの甘さはフルーツで加減が必要、そしてカスタードクリーム、切り方の工夫などなど・・・切り方に納得いかず一時、諦めようかと・・・)
茶話会
フルーツサンド初体験という参加者、ショートケーキよりもずっと良いと云ってくださいました。
※このサンド、実は夫の提案で、はじめてフルーツサンドを食べたのが10代の頃で、表参道のフルーツパーラーだった。何とも都会的なメニューに感じたと。そして、それが本当に美味しかったのだそうです。因みに青森市内にはフルーツパーラーはないのでは?(スウィーツ男子のMさんだったら分かるかなぁ・・・)
茶話会
残念ながら急に参加出来なくなったGさん、こんな感じの茶話会だったのです・・・。
 

絵画や布を飾る

額
「living with pictures」先の企画展でアフガニスタン民族衣装(刺繍袖部分)をアクリル額(ナイーブ・オリジナル)に入れたものを気に入って下さったお客様、額が仕上がり、本日お届け。壁に飾ってあったレプリカのゴッホの絵の話題から、5月にオランダにあるクレラー・ミュラー美術館ttp://krollermuller.nl/jpに行ったお話を伺う。旅の目的は、唯一この美術館へ行くことだったそうで、美術館にあったゴッホの実作品は、木製の洒落た額に入っていて、家にある金縁の額は気に入らないのと、なかなかの美意識。他にも素敵な版画が飾ってありました。60代後半のお客様、とても生き生きとして暮らしていて、すっかり、私も元気をもらった感じです。

LIVING WITH PICTURES 実際のお宅で

interior3
先の企画展「LIVING WITH PICTURES」展覧会が終わると、それはそれで作品のお届や返却など忙しい日々。
昨日は、作品をお届けにお客様のお宅に伺い、早速コーディネート。和紙の額装も壁面に丁度良い感じに収まりました。魅力的な陶板をリビングで発見し、これを飾り台に像の造形が面白い鉄製の小さなペーパーウエイトを置いて、卓上に飾ってみたら、大変気に入っていただきました。ついでに空間のあちこちの模様替えをお手伝い。
interior2
和室に置いた柿渋の座布団を玄関のベンチに持って行き、他の場所にあった観葉植物もベンチ中央にあしらうと、何だかいつもの玄関とまたひとあじ違う空間になりました。脇の飾り台もハロウインに因んで実物の南瓜と小さなガラス製のオブジェを並べてユーモアのある演出。
インテリアをこよなく愛するお客様のお宅です。 

ペーパームーンギャラリー常設展示

ギャラリー
青森市に昨年オープンした貸しギャラリーペーパームーンhttp://pmcafe.weebly.com/gallery.html
普段は美術・工芸の常設展示をし、Cafeの方にいらした方も自由に鑑賞できるようにしています。ここの展示を考えるのも昨年からインテリアコーデイネーターである私の仕事に加わりました。この季節に合わせ、ミモザの油彩作品を中心に展示構成しております。家具のレイアウトも展示によって変えていますが、黒く見えるテーブル(実際はダークブラウン)は、以前、ここのオーナーで友人でもあるKさんのお宅用に私がデザインしたもの。ガラスをはめ込んでいて、その下に布や紙などを敷いて楽しめるようにしています。
来月5日からここでスタジオ・ナイーブ企画展「民藝と生きた 相馬貞三展」を17日まで開催いたします。その後、5月27日から漆の作家さんがここを借りて個展を開催する予定。ナイーブ企画展詳細は、また改めてこのブログで紹介いたします。
どうぞお楽しみに・・・・。
ギャラリーPhoto by T.Mikami (月光舎)
 

インテリアの模様替え

北山邸
以前ブログで紹介したお宅、リビングに新たな家具が入ったことから、はじまった室内の模様替え。
少しづつ模様替えが進んでいます。ベランダに面した部分、これまでのロールスクリーンが随分傷んでいて、今回、ニチベイの竹のブラインドを提案。窓枠の色に合わせて、ブラウン色にしています。インテリアとしての雰囲気は勿論ですが、夜になると透けていたスクリーンからプライバシーを保護し、ガラス面からの冬場の冷気の遮断もある程度考慮しています。これだけのガラス面積、カーテン・スクリーン・ブラインドetc・採用するものによって大きく室内の雰囲気が左右されます。とても大切な部分です。
北山邸
木のブラインドと比較して軽量で操作も楽、価格も割安感があります。
北山邸
ダイニングテーブルセットはカリモクのセミオーダー。シックで座面がたっぷりあり、これもかなり軽量です。
ここにあった白木の括り付けのテーブルは撤去し、重かった椅子も取替。
テーブルを撤去するにあたり、リサイクル屋さんに相談したのですが、括り付けのものは価格が付かないと云われてしまいました。撤去するにも、もったいないという気持ちがあるので大変複雑なものです。結局、施工業者さんに有料で撤収を依頼することを選択。
朝、起きてきてこのリビングに入ると、とても気持ちが良いの、と、おっしゃって下さいました。

気に入った家具からはじまる・・・

北山邸
住宅のプランを考える時、気に入った家具があったら、その家具が生きる空間を考えることからプランを始めることも在りだ、ということを東京でインテリアコーデイネーターの勉強を始めた頃にマンションのインテリアデザインを数多く手がけた講師の先生に伺ったことを良く覚えています。こちらのお宅のリフォームはそんなことを想い起こした現場。
マイケル・ハーウィッツ氏デザインの組子ローボードに黒バージョンが出来て、初めてその家具を設置となったのですが、まさにその家具がきっかけで小さなリフォームとなりました。クロスを張替え、濃茶の窓枠を白く塗り、その窓に和紙のプリーツスクリーン、ベランダ掃き出し窓にバンブーブラインド、脇の白いクロス貼りだった収納扉(↑画像)も黄土色に替え、デザインもグッと使いやすくすることに提案・・・・。
実は、ずっと何かが気になっていたというクライアント、晴れ晴れした様子に見えました。
北山邸
北山邸
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